『ペット終生愛護』=『愛情と責任をもって飼育し最期まで護る事』

『ペット終生愛護』 コレが出来ている人もいれば、出来ていない人もいます。出来ている様に見えて出来ていない人もいます。更には、そもそもやるつもりが無い人もいます。

命あるペットと関わる環境やペットを取り巻く環境をより良くしていく事で『ペット終生愛護』が社会や生活に浸透・定着し、普通に実現出来ている世の中を目指し活動しています。

実現する確度を上げるために、まずこの『ペット終生愛護』という言葉を考えました。そして次に『ペット終生愛護宣言』を考え、飼い主がペットの一生に責任を持ち、それぞれのペットが衛生的で良い住環境の中で生活出来る事。そして、より健康でより楽しく、飼い主の愛情に包まれ幸せに暮らす事を目指せる仕組みの構築も考えました。これらをジワジワと実現出来るように進めていきます。

この活動は、これまでなかなか出来なかった事や進まなかった事を、これまで無かった視点から進めていきます。『ペット終生愛護宣言』もその1つです。環境省にも確認しましたが、この様なモノがこれまで有りませんでした。それらを新しい習慣としてゆっくり浸透・定着していく事を目指します。そして『ペット終生愛護』が当たり前の世の中になっていくよう、普段の会話などにもこの考え方が普通に出てくるように展開していきます。

『ペット終生愛護』は先送りせず積極的に

多くの飼い主さんがペットについて様々な事を先送りしてしまい、後々、取り返しがつかない事態になり、その時になってはじめて大きな後悔をしているのですが、あなたはどうでしょう?

とても重要な事なので繰り返しますが、先送りしてしまって後々取り返しがつかない事態になってはじめて大後悔をしている飼い主さんが本当に多くいます。ですが、その時にどれだけ後悔しても、本当にもう取り返しがつかないのです。

例えば、『ペットの足が震えて力が入らない様子だったけど、しばらくしたら普通に歩いたので、気にはなったが次に同じ様な事があったら病院に連れて行こうと思った。』、『引き付けを起こし暴れたが、吐いた後にいつもの状態に戻ったので何か悪いモノとか詰まったモノを吐いて治ったと思った。』、『ふらふらと斜めに歩いていたが暑い中を歩かせているからだと思い、家に帰って休ませた。』、『後ろ脚を引きずるような感じで歩くようになっていたが年のせいだろうと思っていた。』などは、これまで多くの飼い主さんが先送りした事で後悔された事例の一角です。

しかも、ペットの症状が悪化・重症化して病院に連れて行った時、獣医から「この症状はいつ頃から出ていましたか?」の質問に、明確に答えられる飼い主さんは極々わずかです。記録などもされていないと思います。

最初の兆候が出た時に症状や状況を記録し、速やかに受診していれば対処や軽減が出来たかもしれません。そして、殆どの飼い主さんが切望する『少しでも長く楽しく一緒に過ごしたい!』が実現出来たかもしれません。ですが、残念な事にこの様な先送りをしてしまう飼い主さんがとても多く現在進行形の状況です。コレはまだ世の中が『ペット終生愛護』の状態ではないと考えています。

飼い主のあなたに質問です。ペットを見ないでお答えください。1.あなたの大切なペットに最近何か兆候は出ていませんか?2.体や仕草で気になる事は無いですか?3.もしも「特に無いな」と思う場合、何故そう思えますか?4.ペットの体中をまんべんなく触り、肌の状態や耳の中、口・歯・歯茎の状態、足の指の間や爪の付け根などを確認した事はありますか?5.ペットの中には痛くても本能で隠す場合がありますが疑った事はありますか?6.ペットの食事の適量はご存じですか?

これらを明確に答えられて細かくペットの確認も出来ていれば、そのペットはとても幸せだろうな!と嬉しく思います。

仮に出来ていなかったとしても、これをきっかけに今回初めて気に掛ける様になった、全身を触って確認する様になった、意識して様子を見る様になった、で全然構わないのです。そうする事で『ペット終生愛護』の世界に触れて頂ける様になると思っています。

体中を触って足の所で関節を軽く握ったら鳴いて痛がった、耳の中を見たら荒れて真っ赤だった、歯石がひどく歯茎が腫れていた、目ヤニ・涙やけを優しく拭いてそれを見たらゴミが結構入っていた…など、色々出てくるかもしれません。飼い主が意識して確認する様になった事でペット本来の現状を知り、先送りせずに病院で処置する事で、そのままだったら重症化したかもしれないペットを、飼い主として未然に防ぎ、救えた事になります。

それは、実は飼い主のあなた自身も色んな意味で救った事になるのです。

もしも重症化してしまうと、通院や金銭面なども大変ですが、何より精神面の方が辛く苦しくなります。ペットが大病で頑張っている姿を見て辛く申し訳なく思い、何故もっと早く病院に行かなかったのだろう…など後悔の念で自分を責め、苦しみ続ける人もいます。現在、この様な飼い主さんが本当に多いのです。昔から続いていて、21世紀の今になっても変わっていないのが現状で問題です。

『ペット終生愛護』では、ペットを迎えた時から意識的に様々な事の準備を始めます。ペットに寄り添い、触れ合いながら全身を確認します。楽しみながら予防・軽減や早期発見する取り組みも行ないます。ペットの状態も観察していきます。そして最初に述べた通り、先送りしない様にして何かあれば受診します。定期健診も行ないます。これだけでもペットが手遅れになる確率を軽減出来、それによって少しでも長く一緒に過ごせる様になると思いませんか?

そんな事を言ってもその内日常生活の中で徐々に忘れるかもしれないし、昔から今までの飼い主さんも結局出来ていなかったんだからずっとこういう現状なんでしょう?と仰る飼い主さんの声が聞こえる様な気がします。

『ペット終生愛護』実は楽しく簡単に取り組めます

『ペット終生愛護』では、これまで無かった内容の『記入式書籍』を中心に飼い主さんとペットに寄り添い応援していきます。ペットを飼うのが初めての飼い主さんでも楽しく簡単に取り組めますのでご安心ください。

あなたの大切で大好きなペットの様々な事について、この『記入式書籍』一冊に全てまとめられる様に用意していますので、ペットの様々な事が分かる様になり、飼い主としてとても安心出来る様になります。そして『ペット終生愛護』を実現頂ける様になります。ペットと一緒にこれから準備していく事や様々な提案も入っています。

この書籍の内容について、出版した後にそれぞれの専門分野の方々と話した時、皆様から「○○について入っていると良いですね」と言われたものが、既に書籍内に全部入っている事やそれを上回る内容が用意されている事に驚かれた書籍です。保険の項目で、ある保険会社のK部長から保険の項目の文言についてアドバイスを受け、改訂版で修正出来たのは本当に有り難かったです!

ところで、あなたはペットを我が家に迎えてからこれまで、ペットについて・ペットと一緒にどの様な事をされてきましたか?

写真や動画は沢山撮っているだろうと想像出来ます。SNSなどにペットのコトを載せる飼い主さんはそれらのクオリティが高く素敵なモノを沢山撮られていますよね。

では、再度質問です。1.大切なペットについての情報をどこかにまとめ、すぐ確認出来る様にしていますか?2.ペットの食事(療法食含む)・おやつ・サプリ関係の情報はどこで確認出来る様にしていますか?3.動物病院情報や通院記録やワクチンなどの接種記録、病気・ケガ・薬・アレルギーなどの履歴はいかがですか?(病院任せではないですよね?)4.しつけや訓練などを一緒に頑張って取り組んできた場合、その過程や出来た時の日付や感動の気持ちなどは何かに記していますか?5.あなたとペットが暮らしている家はどの様な災害のリスクがあるか調べていますか?6.避難する場合、どの様に避難をするか考え、候補地やルート、そこまでの時間などを実際に調べて歩いてみた事はありますか?7.避難所に行く場合、ペット受け入れ可能な避難所の場所やそこでの決まりなどは分かっていますか?8.あなたが急に入院などする事になった場合、預かってくれる先やお世話をしてくれる人は確実にいますか?

いかがでしょう? 意地悪な質問に思えたかもしれません。

おそらくこの質問に全て答えられて実施出来ている飼い主さんは、今のところ100人中10人もいないのではないでしょうか?ですが、どれも大事な質問だという事、特に後半の5~8の質問は今の日本の現状を考えると飼い主として必須のモノだと思いませんか?8の場合、1~3は必要になるので、これらも結局必須になります。

簡単な質問をしましたが、現実問題として飼い主として必要な事はこんなモノでは無いとお解かりだと思います。

「今まで考えた事も無かった!」とか、「言われてみてはじめて重大な事だと気付いた!」と驚かれた飼い主さんも多いかもしれません。

ですが、何を調べれば良いのか、どの様な事を調べるのか、どの様にすれば良いのか、何をしておけば良いのか…等々、必要な情報や調べる情報がバラバラで、頑張って色んな情報を集めたとしても、それをどう管理していくのか…。これまで、この様な具体的な問いかけや災害について考える機会や場などがあまり無かったと推察しますので、実際に考え・調べていなければ大変だと思います。

特に災害問題は年々強大化・広範囲化していて深刻で準備が必須です。このサイトに訪れてこれらの事を確認頂けたのは本当に良かったです。

上記の質問はいずれにしても重要ですので、まだ準備や対策をやっていない場合は是非、すぐにでも取り組んで頂ければと思います。

『ペット終生愛護』では、現役飼い主の皆様がこれらの準備などを楽しく簡単に出来、『ペット終生愛護』と併せて取り組める様なモノを考えてきました。そして、先輩飼い主の経験や意見や後悔などをまとめ・考え、試作を繰り返し作り上げたモノが『記入式書籍』です。

こちらが記入書籍の1つ『改訂版 ペットメモリーズレコードファイルA版』の使い方のごく一例です。

記入式書籍の流れ例:改訂版 ペットメモリーズレコードファイルA版

あなたのペットに必要なモノやコトをこの一冊に書き留め、記録し、準備や対策が出来る様になります。もちろん、先ほどの質問も全て対応出来ますし、それ以上の事が出来ます。

そして将来、この一冊はあなたにとって、かけがえのない大切な宝物になりますので、何でも自由に書き込んでいってください。

『記入式書籍』は、飼い主さんの好みに合わせて選べる様に数種類用意しています。

A5版サイズが中心で、使い易いサイズにしています。

 

『記入式書籍』は全て『ペット終生愛護出版』より出版しています。